寄生獣 第22話 亀裂 [各話感想]
新一の中学時代。
担任が新一の西高合格を発表する。
喜ぶ新一。
そんな新一に村野が話しかける。
新一は村野の事はあんまり知らないみたいだ。
どうやら村野も西高に受かったらしい。
「同じクラスになれるといいね」と村野が照れながら言う。
「そ・・そうだね」と新一もどぎまぎしながら答える。
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現在の新一と村野。
お互い気まずそうだ。
無言の状態が続く。
なんとか新一が会話をしようとするが続かない。
そんな二人の前に島田が姿を現す。
こないだのこと、あの後どうしたのかと聞いてくる。
どうせ全員、君たちがぶちのめしたんだろと島田が言うと、村野は新一を見る。
バツが悪そうな顔で否定する新一。
そしてそのまま、その場を立ち去る島田。
(ったく。いつかあいつ・・・)と新一は警戒する。
「い・・いたい」と村野。
新一は村野の腕を無意識につかんでいた。
村野の腕には新一の指のあとがついている。
「ご、ごめん」
さっきの誰なのと聞いてくる村野。
「とんでもないやつだよ。クソ野郎さ。おとなしそうなツラしやがって」と新一は島田の事を罵倒する。
そんなことを言う新一に対し村野がドン引き。
新一がどんどん変わっていくことに居心地の悪さを感じている村野。
新一が今すごく無理をしているような気がすると言う村野に対し、新一は否定する。
前とは違うかもしれないが無理はしていないと新一。
じゃあなんで無理なくそんなに変われるのと村野が問う。
うつむく新一。そして唐突に話を変えようとする。
「いま泉くんのこと話しているのに・・・きみ本当に泉くん・・・」
「うるせえな!!」と新一は語気を荒げる。
村野は寂しそうに席を立ち「ごめん・・人違いでした」とその場を去っていく。
夜、新一は上半身裸でベットに横たわっている。
ミギーは新一が精神的に強くなったと語る。
人間的と言うより生物としてと付け加える。
「見る者によっては君がえらく変わったような印象をもつのだろうな・・・。まず物事に動じなくなり合理的で落ち込んでも立ち直りが早い」
村野の事は気の毒だったが彼女も弱みの一つだとミギーは言う。
島田は恋愛感情について勉強不足だったから気づかなかったらしいが・・・島田が観察をしているときは彼女は遠ざけた方が安全かもしれんと忠告をする。
「そう考えれば今日の事は少しは気が楽・・・あれ?ミギー俺のこと慰めてくれたわけ?」
「そういうことになるかな」とミギー。
「ともかく食欲を出してもらわないと私も困る。必要ならまた慰めるネタを考えておく」
ため息をつく新一。
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一方、島田の正体が気になる裕子は偽名を名乗り学校から島田の住所を聞き出す。
島田の家まで行くと、ちょうど島田は出かけるところだった。
後をつける裕子。
双眼鏡を使って見ていると、島田が顔を別人に変化させた。
それによって裕子は確信する。
彼が人間ではないということに。
そして島田達の存在が兄達の戦っている相手だと。
ちなみに島田の今日の顔ではなかなかターゲットがひかからないらしい。
家に帰り兄と話している裕子。
兄は自分が知っていることを裕子に話す。
だが裕子は自分が得た情報は話さない。
人を食い殺すという話で兄に話そうと思ったが、兄の言った「生け捕りにでもできれば」という言葉で思い直す。
そして直接、島田と話してみようと決意する。
そして護身用の武器を薬品に決め理科室に行く。
島田を美術室に呼び出した裕子。
そして島田の正体を知っていると告白する。
裕子の手元には薬品が置いてある。
裕子は2度と学校にはこないで、そして人を殺すのはやめてほしいと説得する。
「まずい・・・まずいな・・・」と島田の表情が一変する。
裕子は危険を察知する。
そして先に兄に話しておくんだったと後悔する。
島田の顔が横に割れ、寄生生物が正体をあらわす。
新一は授業中、突然席を立つ。
「ばかやろう。真昼間だぞ。同じ学校なんだぞ」と叫びながら。
教室中が一斉に新一に注目する。
遂に島田が学校で殺意を発したようです。
裕子も首を突っ込まなければよかったのに。
というか先に兄に言えよと思う。
はたして裕子の用意した薬品は効くのか。
寄生獣(きせいじゅう)第23話へ続く
2014-11-30 11:31
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